生まれたての赤ちゃんのお口に虫歯菌はいません

生まれた時は無菌状態である子どものお口には、周囲の大人の口からキスなどのスキンシップを通して、感染症である虫歯がうつります。
かといって、スキンシップは愛情を表現する上で欠かせない大切なもの。

だからこそ重要なのは、安全にコミュニケーションをとれるよう周囲の大人のお口を清潔・健康にして虫歯菌が感染するのを防ぐこと、また、お子様自身に虫歯になりにくい習慣を身につけさせることです。

図を見てわかるように、1歳半検診で虫歯が見つからなくてもわずか1年半の間で虫歯の割合が10倍に。
前は虫歯がなかったから・今は虫歯がないから大丈夫…と油断してはいけません。

歯磨きの習慣

毎食後、お子様自身に歯磨きをさせる習慣を身につけさせましょう。また、大人が仕上げ磨きをして、口を開くことへの抵抗をなくすことで、歯医者さんでもスムーズな診察ができるようになります。

正しい間食の取り方

間食は「甘食」ではありません。砂糖の多いお菓子を与えすぎないことはもちろん、だらだらと食べない、食べる時間を決めるなどのルールを決めて、おやつの与え方をコントロールしましょう。

歯科医院での定期検診

歯科医院での歯磨き指導を受けたり、歯の溝を埋めるシーラント填塞、歯質を強化するフッ化物（フッ素塗布）などを活用して、免疫力の低いお子様の歯を強化していきましょう。